今日 六本木ヒルズで行われた山崎 隆さんの講演「~激変する不動産市場を読む~「これからのマンションの資産価値はどうなるのか?」を聞きに行ってきました。

面白かったです。

山崎さんが作成された「賃料単価と専用面積との関係」「賃料単価と築年数との関係」「売買単価と専用面積との関係」「売買単価と築年数の関係」 以上 4つのグラフからいろんなことが読みとれるんですね。

不動産投資されてる方は、イメージ(これ感性ですね)はしっかりもたれていると思うのですが、科学的なデータ・定量的なデータがあると、投資するに当たっては鬼に金棒ではないかな?と思います。


イメージの部分を補足すると「人口動態の流動化」と「街の多様性」をあげられてました。そういう点では浜田山・成城学園なんかは買うのは躊躇するそうです。

あと面白かったのは紹介された書籍に載っていた「ブルーカラー比率」。都内でブルーカラーの多い地区を色分けしてるんですけどね。

山崎さんいわくブルーカラーの多い街は投資不適だと。。。これからは日本(特に首都圏)に人件費と地代の高い工場は不要であると。。たしかにインドに工場作ったほうが企業としてはメリットありますもんね。

なかなか考えさせられた講義でした。


下は① 「ブルーカラー比率」などいろいろな切り口で街が分析された書籍と②山崎隆さんの新著(各町の4つのグラフが見れます。)
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